足のしびれ

足のしびれ

足のしびれは何らかの原因で血管内の血流が滞り、中枢神経・末梢神経に障害が起き、力が入らないような異常な感覚の状態です。足のしびれといっても足のしびれている部位やそのしびれの状況により様々な病気の可能性があります。脳梗塞、脳出血、腫瘍、腰椎ヘルニア、変形性腰椎症等)が原因となる足のしびれれもあるので、足のしびれの症状は注意すべき体のシグナルの一つと考えるべきです。

  
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しびれの症状と治療

危険なしびれの症状
脳梗塞や脳出血などの脳卒中や脳腫瘍によるしびれは命に関わる危険なしびれです。即病院にいって医師の診察・治療を受ける事が重要です。では、どの様なしびれが危険な症状なのでしょうか。
◇しびれと同時に起きる危険な症状
しびれの症状の他、頭痛、めまい、吐き気・嘔吐があったり、突発的にしびれが出現したり、顔面を含む片側性にしびれが起きたり、しびれの数週間前に発熱があったり、運動麻痺や排尿障害がある場合は危険な症状です。
ですが、脳腫瘍、脳炎による場合もあります。
■しびれの治療
しびれには末梢性と中枢性があるが、一般に末梢性のしびれの場合、神経線維の栄養補給・再生促進のためにビタミン剤(B1,B12など)や、神経栄養血管の循環改善を目的とした血管拡張剤を用います。症状が強いときや疼痛を伴うときは、鎮痛剤、抗痙攣剤、抗うつ剤などが有効なことがあり、また、リハビリや神経ブロックも行われます。外傷・圧迫性によるしびれでは、手術治療を行うこともあり、糖尿病など全身性の疾患に合併するものや脳疾患によるしびれでは、その原因疾患の治療が重要です。しびれの原因の中には、診断・治療に緊急を要することもあり、専門医がいる病院への受診が必要です。

足のしびれの原因-腓骨神経麻痺・足根管症候群 しびれの原因
◇足のしびれの原因-腓骨神経麻痺
腓骨神経は、膝裏の近く、ふくらはぎ外側の皮膚の表面を通っている神経です。この神経が腓骨神経は、膝裏の近く、ふくらはぎ外側の皮膚の表面を通っている神経です。この神経が膝関節外側の関節のすぐ下の骨を触れるところにある腓骨小頭のあたりで圧迫されると腓骨神経麻痺が起こります。腓骨神経麻痺の症状は、下腿外側から足背部(足の甲)にかけてのしびれや感覚異常があり、
足首や足指を上げることができない、いわゆる「垂れ足」になることが特徴です。
◇足のしびれの原因-足根管症候群
足根管症候群は、手首、足のくるぶし内側後方の神経が圧迫されて障害が起こります。原因としては、外傷後(足首の捻挫、果部骨折、踵骨骨折など)や足首の変形、静脈瘤などの圧迫によって起こる事もありますが、明確な原因は特定できない状況です。症状は足底部の痛みやしびれです。これらのしびれの症状は圧迫をうけた神経領域へ放散する痛みやピリピリする、ジンジンするといった異常知覚として症状が訴えられます。

足のしびれの原因-糖尿病・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄
足のしびれ ◇足のしびれの原因-糖尿病(糖尿病性神経障害)
血糖の高い状態が続いていると、まず手や足、足先の神経から障害が起こります。症状としては、手足のしびれや痛み、足先の異常な冷え、足底部が皮をかぶった感じがあります。ただ、まだこの段階では軽症であり、この段階で適切な治療を受けないと症状がさらに悪化して、全身の筋肉が萎縮、顔面神経麻痺、便秘や排尿障害、立ちくらみ、インポテンツといった症状が出現してきます。そしてさらに症状が進行すると、症状はさらに悪化し手足のしびれや痛みのために夜眠れない、火傷や靴ずれに気がつかず放置していたために細菌感染をおこし、その部分の組織が一部死んでしまう状態の壊疽にまで発展することもあり、最悪の場合、足を切断することにもなります。
◇脊髄障害(腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄)
腰部脊柱管狭窄などの場合、左右両側にしびれの症状が生じ糖尿病などのしびれと類似している事がありますが、通常は左右差があり区別できます。ただし左右対称に症状がくる症例も報告されているようなので注意は必要です。

足のしびれの原因-腰椎椎間板ヘルニア

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■腰椎椎間板ヘルニアとは
腰椎椎間板ヘルニアの「ヘルニア」とは、ものの中身がはみ出すという意味です。腰椎椎間板ヘルニアとは椎間板の加齢に伴う変性や荷重負荷などが要因となり髄核をつつむ線維輪に裂け目ができ、そこから中身である髄核がはみ出した状態のことをいいます。これらの変化は運動の大きい頚椎や腰椎で生じやすく、腰椎椎間板ヘルニアが起こると、その部位に局所的な疼痛が出現します。またこの腰椎椎間板ヘルニアが周辺の神経を圧迫したり、炎症をおこすと、障害部位の神経症状を引き起こす可能性があります。
■腰椎椎間板ヘルニアの症状
・腰痛
・臀部から下肢にかけての痛み(坐骨神経痛)
・下肢(足趾)のしびれ
・膀胱直腸障害(緊急度高)
■腰椎椎間板ヘルニアの治療
軽度のしびれや痛みしかない場合や神経症状が脊髄ではなく神経根の障害による場合、また脊髄症を呈していてもしびれなどの症状が軽い場合は手術ではなく、保存的治療が優先となります。痛みやしびれなどの保存的治療は腰椎安静、固定、牽引、薬物療法、神経ブロックなどが挙げられ、重症例であっても安静を保つことによって神経症状が緩解する場合もあります。脊髄症で神経症状が進行する場合や、筋肉がやせ細ってしまった場合は手術適応となります。

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